Progressive Houseとは?
Progressiveを直訳すると革新的や進歩的という意味になります。その意味の通り、Progressive Houseにはシンセサイザーやエフェクトが多用されており、簡単に言うと現代的なハウスミュージックです。
有名なアーティストを挙げると「Avicii」ですかね。
この「Wake Me Up」という曲は普段から洋楽を聞かないという方でも1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?この曲も実は、Progressive Houseに分類されるんです。
「Progressive House」はあまり知られていないジャンルですが、意外と身近に多く潜んでいるんですよね。
今回は、有名どころからマイナーなものまで、オススメ曲を5選お伝えできればと思います。
Avicii - The Nights
やはりProgressive Houseを語る上で欠かせないのはAvicii(アヴィーチー)ですね。彼はスウェーデン出身のDJで、再生回数億越えの曲を何曲も生み出しているProgressive House界の神的存在です。
Aviciiの曲はやっぱりこのキャッチーなメロディーがいいですよね。1度聞いただけで口ずさんでしまうようなメロディーに、自然と体が動いてしまうようなハイテンポなリズム!間違いなくProgressive Houseを代表する名曲の一つですね。
Aviciiは2018年に他界してしまっているため残念ながら新曲が披露されることはもうありません。しかしながら、彼が残してくれた楽曲はどれも素晴らしいものばかりです。気になった方はぜひ調べてみてください。
Nicky Romero & Vicetone - Let Me Feel ft. When We Are Wild
Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)は、1989年1月6日生まれのオランダ出身のDJ、音楽プロデューサーです。彼もProgressive Houseを代表するアーティストの一人ですね。2012年には自身のレーベルである「Protocol Recordings」を立ち上げ、次世代DJのサポートなども行っています。
Progressive Houseは曲調が単調になりやすい傾向があるのですが、この曲「Let Me Feel」はサビにアルペジオが用いられており、満足感のあるサウンドに仕上がっていますね。メロディーも聞き心地がよくて最高ですよね。何回聞いても飽きないです。
Severman, GLARED & Tom Heming - Feel Young
彼はなんと、2002年生まれ20歳のドイツ出身DJ、音楽プロデューサー「severman」(セヴェルマン)です。まだ20歳ですよ!? 次世代って感じがしますよね。
彼はすでに多数のレーベルと契約しており、Nicky Romeroなど多くの有名DJからサポートを受けています。彼の楽曲は日々進化を続けており、これからが期待されますね。
この「Feel Young」という楽曲は、入りは穏やかで静かな雰囲気ですが、サビには期待通りの攻撃的なサウンドを持ってきてくれていますね。
彼は「Fill」と呼ばれる短いドラムパーカッションの使い方が上手く、1曲を通しても飽きない構成になっています。
これぞ次世代のProgressive Houseって感じがしますよね。
自身のYoutubeチャンネルでは楽曲の作り方も上げているので、これから音楽制作を始めたい方は要チェックです。
https://www.youtube.com/channel/UCUEwkdNrSF7nAUPCgzSGiww
Afrojack - Ten Feet Tall
Afrojack(アフロジャック)は1987年9月9日生まれのオランダ出身のDJ、音楽プロデューサーです。2007年に自身のレーベルである「Wall Recordings」を設立し、なんと「三代目 J SOUL BROTHERS」に楽曲を提供するなど日本との関係も深いアーティストです。
そんな彼の楽曲である「Ten Feet Tall」は、天国に行ってしまった友人まで手が届くような高さが自分にあったらという悔しさや嘆きを表現した楽曲です。
本当にこの曲最高ですよね。思わず空を見上げてしまうようなキラキラしたメロディーでありながら、切なさや儚さも感じられるサウンド。歌詞の情景を音でここまで表現できるのは素晴らしいですね。最高です。
Afrojack, Dubvision, Manse - Stay With You
彼もProgressive House界期待の新星「Manse」(マンス)です。Manseは現在24歳という若さでありながら、リミックスコンテストで賞を受賞し、レーベルから楽曲をリリースするなど一流アーティストへの道を駆け上がっています。
この「Stay With You」という楽曲では有名アーティストであるAfrojackらと共同制作しています。3人のエッセンスが落とし込まれた素晴らしい楽曲になっていますね。メロディーがとてもキャッチーで分かりやすいですし、サビ前の決め台詞である「I'm gonna stay with you」は思わず口ずさんでしまうくらい語感がいいですよね。
これからのProgressive House界を担っていくであろうManseの今後の動向にぜひ注目ですね。
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