Billie Eilish チャート独走17歳の哲学的次世代ポップスター

EDM

 

 

 
 
 
 
 
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いま、世界的に次世代ポップスターとして認知され始めているBillie Eilish

レディーガガがでてきたときのような衝撃、矛盾を抱えながら生きる現代においてアイコンになりつつあるBillie Eilish

 

名前は聞いたことあるんだけど、、、

Bad Guyって曲は知っているけど、

他にもいい曲あるの?

独特なバックグラウンドがゆえに、彼女に対する疑問を抱える人は多いだろう。

今日はBillie Eilishについて徹底的に解説していく。

次世代ポップスターBillie Eilishのすべて

ミュージシャン”Billie Eilish”のはじまり

 

 
 
 
 
 
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billie bout to make a billion off of all these bruises!

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2016年、14歳のころのBillie Eilishは、ロサンゼルスに住むダンサー兼ミュージシャンだった。ある夜、深夜に自身の最初の曲「Ocean Eyes」をSoundCloudにアップロードしたところからすべては始まった。彼女のダンスの先生に聞いてもらうだけのつもりだったが、次の日朝起きると驚くほどバズっていたのだ。

そして、レコーディング業界の目に留まることとなった。ベッドルームでただの遊びで曲をつくった少女が、突如としてDarkroom and Interscope Recordsと契約することとなった。ここから、彼女のサクセスストーリーは始まることとなる。2017年「Bored」がNetflixの人気ドラマ「13の理由」で使われることになり、8月には批評家に絶賛されたEP「Don’t Smile At Me」が発売される。

SoundCloudのアップロードからたったの3年で、彼女は初のアルバム「When We All Fall Asleep, Where Do We Go?」を制作した。そしてCoachellaでの夜のパフォーマンスでオーディエンスを独占し、批評家に「勝利」と称された。今や17歳の彼女だが、2019年にもっとも絶賛されるほど成功したリリースの一つを生み出した。リリースしてから数か月経つが、「Bad Guy」はビルボードの1位を取っている。Lil Nas Xの「Old Town Road」の19週間連続1位の座を奪い取って見せたのだ。これでBillie Eilishが折り紙付きの10代ポップスターであることは証明された。彼女がルールに従っていきることなんてどうでもいいのだ。

Billie Eilish – bad guy

Billie Eilishの音楽と評価

 
 
 
 
 
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THANK YOU FOR MAKING ME WHAT I AM

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Billie Eilishは多くの矛盾を抱えている。彼女の音楽は陰気なもの(「When the Party’s Over」)もあれば風刺的なもの(「Wish You Were Gay」)もある。そして様々なスタイルの音楽:ポップ、EDM、インダストリアル、トラップ、ジャズまでもをミックスしている。この多彩さは驚くべきものだが、それぞれが調和し、特徴的な静かめなボーカルがうまく曲をまとめてくれる。特定のカテゴリーに縛られることなく、彼女のデビューアルバムはたったの1週間で複数の記録を打ち立てた。特筆すべきは、アルバム全曲13曲あるうちの12曲がビルボードのトップ100にランクインした。これは女性ミュージシャンの新記録である。そして、1週間のアルバム売上額の記録が世界で2位だった。(Ariana Grandeに次ぐ2位)

Billiie Eilishから学ぶ、次世代スターになる方法

Ariana Grandeやほかのミレニアル世代のポップスター ―Demi Lovato,Miley CyrusそしてSelena Gomez―のように、Billie Eilishは子役としてテレビに出ていたわけではなかった。その代わりに彼女はユーザーがコンテンツを生み出せるプラットフォームのなかでの自立に重きを置いていた。この意味するところは、彼女がこのデジタル時代の子供たちに、新たなスターへの道を提示したということだ。

Youtubeを例にとってみよう。Justin Bieber,Alessia CaraやCharlie Puthなどは、個人チャンネルにカバー曲を載せることでファンを集めていき、類まれなる音楽の才能でスターになった。このデジタルを用いたファンの獲得で、レコード会社との契約にまでたどり着くことができた。Billie Eilishは、DIYヒップホップアーティスト(Lil Peep, Juice WRLD)が日の目を見るために使うと認知されているSoundCloudで彼女のスタートをきった。ポップの曲が一晩で成功を収めることは普通ではない。だが、Billie Eilishもまた”普通”ではなかった

メジャーレーベルと契約したポップアーティストはその大半がソングライターやプロデューサーのチームと活動する。しかし、Billie Eilishは、21歳の兄O’connellと曲作りをしている。二人の兄弟はともにホームスクールで育ってきたため、二人の絆が曲作りに与える影響はあるにちがいない。

 

「僕たちはまだ子供のときのように部外者のいないベッドルームにいて、曲を作り続けていたいだけなんだ」O’connellは、VoxのPodcast Switched on Popで発言していた。彼は、プロデューサーたちとの活動を’’とてつもなく遅い’’と表現している。兄弟がゆえに、なんでもすぐに意見を交換できる。これが彼らの曲の完成度の高さに起因していることは容易に想像できる。

現代人の心に響くBillie Eilishの哲学

 
 
 
 
 
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i must be missing something

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自由であること

Billie Eilishにとって自由であることは不可欠である。「もし私が、まわりのひとが自分に求めるものだけを作ってたとしたら、それに何の意味があるの?」彼女はVanity Fairの2018年のインタビューでこう発言していた。

ジャンルをぶち壊す

O’connelは「僕らは何でも聴いているよ。全部のジャンル、新しい曲、古い曲、それら全部が頭のなかでひとつになって、曲ができるんだ」と述べていた。「すでにあるものを真似しようとするよりも、新しいものを作り出したいんだ。たとえばもし何かにインスパイアされて、ちょっとだけ自分でそれを真似してみても、残念な音楽に仕上がる。でも、リスクをとって全く違うものを作ってみると、すごく楽しいんだ」

Billie Eiishの最も際立った個性のひとつが、彼女の声だろう。彼女はよく静かに歌う。その静かな自身が、ティーンエージャーの生活の中でのリアルな告白のように聞こえる。時々、彼女がバースを繰り返したり、コーラスを捻じ曲げたりする。彼女の声はいつも憂鬱さでいっぱいだ。O’Connellは「いつも決まって、静かな曲の終わりにするようにしている、彼女の声だけで、楽器の音をかぶせないんだ」と語る。彼女の魅力的な声を強調するための楽曲制作を徹底している。

SNS論

Billie Eilishは女性のポップスターのあるべき姿に対して問題を提起する

Billie Eilishの地位を固めたのは、音楽以外にもある。それがSNSだ。彼女のインスタのキャプションは、”sinister”,”flippant”,”nonsensical”だったりする。彼女は、衝動的に彼女の頭の中で考えていることをシェアする。たとえそれがどんなに物議を醸す話題であろうと気にはしない。

Galoreのインタビューでソーシャルメディアに対する自信の考え方をこうはなした。「なんでもやりたいことをやればいい。気にするな。いや、ちょっとは気にして、でも気にするな。好きなものをポストすればいい。きれいじゃなくてもいいよ。誰かを傷つけることじゃないかぎりなんでも好きにするべき」彼女のインスタは今や15Mのフォロワーに達している。

ファッションからみる哲学

Billie Eilishのスタイルは、ビルボード1位とは到底相いれないようにさえ感じる。いつも変わる青の髪、スケーターストリートウェア、バギーパンツ、光るネックレス。彼女は彼女でしかない。独自のパンクスタイルで彼女のジャンルをぶち壊す音楽をファッションで完成させようとしている。そしてビルボードに対してさえ言ってしまう「私そもそも’’ジャンル’’っていう考え方がきらい」

 

 
 
 
 
 
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Billie Eilishの作品

Billie Eilishの独特の見た目と音楽は、国境を越えて、幅広いファンを獲得した。彼女は、日本人のアーティストTakashi Murakamiとアパレルとミュージックビデオでコラボした。彼女のちょっぴり怖くてグロテスクな最新曲”You Should See Me in a Crown”もその作品の一つである。

Billie Eilish – you should see me in a crown (Official Video By Takashi Murakami)

怖いといえばSpotifyで最も人気の曲「When The Party’s Over」も忘れてはならない。怖さとポップを融合させるミュージックビデオが特徴的な作品である。彼女はビデオの中で、グラスを手に取る、黒いインクでいっぱい、それを飲み干す。そして彼女が泣き出すと黒い涙があふれだす。涙が彼女の首を這い彼女の真っ白なシャツに染み渡る。

Billie Eilish – when the party's over

Billie Eilishはトレンドを追うことに興味はない。

彼女はすべての音楽とイメージをミックスして、現代の社会を反映する。

the New York Timesが彼女にインタビューをした際、これからどんな音楽をつくっていきたいかを尋ねられ、憂鬱そうに「Billie Eilishの音楽、次元の違う音楽」と答えた。

 

このジャンルの先になにがくるのか、おそらく”パーティーが終わった後”に’知れることでしょう。