DJ SNAKEとはどんな人物?
DJ SNAKEは1985年生まれのフランス人DJです。
クラブミュージックシーンでヒップホップとEDMを融合させたプレイを初めて披露した人物だと言われており、彼の制作したそのジャンルの楽曲は全てが大ヒットするという人気ぶりです。
日本ではあまり馴染みがない名前かも知れませんが、知っている人にとっては毎年9月にお台場で開催されているEDMイベントの「ウルトラジャパン」に2015年に出演し、大熱狂を呼んだシーンは未だに記憶に新しい人も多いでしょう。
数々のヒップホップダンサーやヒップホップダンスユニットとのコラボ楽曲も発表しているので、そちらから彼の名前を知ったという人も増えてきています。
彼によるEDMはヒップホップダンスにとてもよく合うことから、先のようにそれらを融合させた“ヒップホップ×EDM”というニュージャンルを作り上げた第一人者であり
他者の追随を許さない進撃はまだまだ止まりそうにありません。
DJ SNAKEに関する小ネタ
彼のこの“DJ SNAKE”という名前は、本人の行いからきていると言われています。
と言うのも、その学生の頃はいわゆるワルで、しょっちゅう警察に追い掛けられることがあったもののいつもするりと逃げて捕まらなかったことからまるで蛇のようだと揶揄され、
それをそのままDJとしての名前にしてしまったそうです。
尚、警察に追い掛けられたとは言っても、決して大きな犯罪を犯した訳ではなく、主な容疑はお店や公共施設の壁にスプレーで落書きをしたことだそうです。
もちろんそんなことをしてはいけませんが、本人はこれまでにタバコさえ吸ったことがなく、決して根からの悪という訳ではないことを付け加えておきます。
DJ SNAKEのおすすめ楽曲
DJ SNAKE考案のヒップホップ×EDMジャンルの楽曲のうち、特におすすめしたいものを挙げます。
ヒップホップダンスユニットとのコラボ楽曲はその曲だけでなく、MVでのダンスにも注目です。
リル・ジョン×DJ SNAKE/Turn Down for What
リル・ジョンは1972年生まれのアメリカ人ラッパーで、ヒップホップシーンにラップを多用することを広めたこちらも第一人者と言っていい存在です。
DJ SNAKEのEDMに乗せて放たれるラップは全てDJ SNAKE自身の作詞からきていますが、リル・ジョンだからこその世界観の表現はさすがだと言わざるを得ない1曲で、
英語が全く分からなくても、内容のイメージが沸いてくるほどです。
DJ SNAKE/Middle ft. Bipolar Sunshine
DJ SNAKEのEDM楽曲はスローテンポのものが多い中、この曲はそのイメージを完全に打ち壊す、アップテンポなペースが特徴となっています。
それでいて女性の哀愁を歌っている歌詞から、DJ SNAKEの新たな一面を垣間見せた作品だとも言われており、
そのテンポがとてもよくヒップホップダンスと合うことから、日本のクラブシーンでもヘビーローテされていた時期がありました。
Major Lazer×DJ SNAKE feat. M0/Lean On
こちらは三重コラボ作品として発表された楽曲で、DJ SNAKE制作のEDMをデンマーク人ポップシンガーのM0(ムー、数字の「0」は間違いではなく、この表記で活動しています)が歌い上げています。
それに合わせてアメリカのヒップホップダンスユニットのMajor Lazerが抜群のダンスで彩りを添えているという内容から、クラブシーンだけでなく音楽的な評価も高い楽曲です。そのダンスを余すところなく鑑賞できるMVは、YouTubeで1500万を超える“いいね!”が付いていることからも、
この三重コラボ作品の素晴らしさが分かるというものです。
DJ SNAKE feat. Alesia/Bird Machine
DJ SNAKEは2013年にグラミー賞を受賞していますが、その一番の要因となったと言われている名曲です。
コラボ相手のAlesiaは後に1人でもそのグラミー賞を受賞していカナダ人の女性シンガーで、これからDJ SNAKEを聴くなら、まずこの曲から入ってみることをおすすめします。
まずは聴いてみましょう!
上のいくつかの楽曲は、遭えてイメージが異なるものを紹介しました。そのいずれもDJ SNAKEが作り上げたものであり、彼にはどれだけ引き出しがあるのかと思わせてくれることでしょう。
このヒップホップ×EDMというジャンルにあまり興味が無い人も、まずは上で挙げた曲だけでも聴いてみてください。その後にはきっとその世界観にハマってしまうに違いありません。
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