フリースタイルでよく使われるビートや元ネタについて
MCバトルで有名なビートは、以下のようなトラックが挙げられます。(やっぱり国産ラップは馴染み方が違いますね🥰)
般若 - ビートモクソモネェカラキキナ
RGTO(AKLO) - AKLO “RGTO” feat.SALU, 鋼田テフロン & Kダブシャイン
PSG - かみさま
BUDDHA BRAND - 人間発電所
人間発電所。YO!そして天まで飛ばそう!
説明不要。国産ラップの宝。デブラージ本当にありがとう。フック(サビ)はNIPPSのバースに録ってたラインを膨らませてフックに合うように調整した後、デブラージとCQがコーラスとして被せて録ってNIPPSのフローと統合させ仕上げた大峠雷音の職人の魂。後で自分のバースのラインがフックになっていてNIPPSはすごく驚いた、というエピソードは有名。この曲に対して「めちゃくちゃかっこいい」以外の語彙誰か持ってるの????
韻踏合組合 - 一網打尽REMIX
SOUL SCREAM - 蜂と蝶
ソウスクが生み出した奇跡の芸術作。ひらひらと舞うフローは緩急の集大成。ビート外しそうなのにしっかりと帳尻を合わせつつ次の小節に少し残してしかも踏みまくる韻とマイクリレーは圧巻。教科書に載せるならこの曲!としてヘッズからの評価が本当に高く、ラップ畑以外からのファンも多くいるほどの実力者。文化系B-BOYの頂点。あの日東京の片隅でニンマリと笑った雑草が日本をレペゼン。表現の天才。偉業。カラオケで歌うと呼吸困難で死ぬ。本望。
DABO, ANARCHY & KREVA - I REP...
JUSWANNA - BLACK BOX
Lamp Eye - 証言
’96年に登場して以来、どんな曲にも負けたことのない日本で最強のクラシックと言われた超大作。日本で一番高価なレコードのうちの一つと評される。
当時のマンxxタンレコードやA&Rに対しての怒りや宇田川のパワーバランスなどが伺い知れる。みんな若い。血気盛ん。聞いたことないやつはモグリ。これ聴いて何も思わないやつは肉塊。
般若 - 最ッ低のMC
(2014 Showa Remix)も要チェック!!
NITRO MICROPHONE UNDERGROUND - NITRO MICROPHONE UNDERGROUND
宇田川の服屋レコ屋の仲良しメンバーがシャカゾンビ先輩やブッダブランド先輩の直参としてバチバチに仕上げられ’98頃に発生した獰猛な威力のヒップホップクルー。
当時の日本のB-BOYSは慌てに慌て全員が聴いたというミラクルな現象が多発、無事レジェンドの仲間入り。Y2K前の陰鬱で独特な東京のバイブスをアングラから真っ黒なトラックに乗せてラップ。大所帯。のっけからDJ WATARAIと見られる男がサンプラー叩いてイントロの乾いたドラム鳴らすところからもう既にヤバイ。デビューアルバム『NITRO MICROPHONE UNDERGROUND』をReality Recordsから限定2万枚で発売し、即完売。ネット普及前の当時の情報伝達速度でこれ。
タワレコでも専用のコーナーが用意されPOPには「本当に日本人なの?この人達、、、?」と困惑した様子でべた褒め。日本のヒップホップの進化に大き過ぎる貢献を果たす。フロントマンのDABOは日本人で初のデフ・ジャム入り。やっぱりフダツキーだよな!!
クールであの名盤の各トラックがチェック出来るslidevideoバージョンも聴いてるよね✌️😎
DABO - 拍手喝采
これらのビートはMCバトルでよく使われており、それぞれに元ネタがある。
例えば、「ビートもクソモネェカラキキナ」(by DJ RYOW)はTOKONA-Xが元ネタとなり様々な方がリメイクし曲を作っている。
「人間発電所」はBUDDHA BRANDの曲であり、言わずと知れた神曲。「最ッ低のMC」は般若の有名な楽曲のうちのひとつでもあり、多くのヘッズに今でも愛されているクラシック。
気になっていたあのトラック、聞き覚えのある"あの曲"と聴き比べるのもオツな楽しみ方ではないだろうか🤞
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