どうも、東京生まれヒップホップ育ちのししゃもみんとです。
今日はラップバトルについて、内容てんこ盛りの記事を書いていきます。
最近youtubeや地上波でもラップバトルが取り上げられるようになってきて、かなり注目されていますが、
やっぱり初めて見た人にとっては、なにがなんだかわからない
思えば、ラグビーワールドカップとかでも一緒ですよね、ルールがちょっとずつわかってきてから本当に面白く感じてくる。
だから今日は皆さんにラップバトルをわかってもらわなければならないという使命感に導かれるままに文字を打ち続けていくわけです。
ラップバトル、1から10まで全部教えてあげる
ラップバトルとは
それではさっそく、まずラップバトルとはそもそもなんなのか?というところについて

MCとは
ラップバトルを語る前に、ちょっと補足的にMCという言葉を説明しなければ
MCはバラエティー番組などの司会業とはちょっとちがい、ヒップホップ界隈では
マイクを持って周りを盛り上げるひとのことを指します。
なので基本的には二人のMCがバトルをするという構図になりますね。
ラップバトルが生まれた背景
さて、ここからはラップにおける代表的な「スキル」をより細かく分けてみていく
ライムとは
ライムとは、韻を踏むということ。
韻を踏むとは、音の母音を揃えるということ
たとえばー
「ししゃもみんと」なら「いやもういいよ」とかね (笑
実際にこの2語をしゃべってみると口の動きがほとんど一緒でしょ?
ちなみにすべての母音を揃えるのはとても困難なので、ラップバトルでは
言葉の最初を揃える頭韻
言葉の最後を揃える脚韻
最初と最後を揃える語感踏み
などの踏み方をすることがおおいです。
フロウとは
フロウとは歌い方のことです
フロウを翻訳すると、「流れ」という意味なのですが、
ビートに言葉をのせる際に、同じ言葉でもそのメロディーや言い方によって
かなり違った印象になりますよね。
聴いてて心地いいフロウだったり、レゲエ感のあるフロウだったり、
ほとんどメロディーのない男らしいフロウだったり
ここにラッパーの個性がでます。
パンチラインとは
パンチラインとは、その名の通り、「パンチのあることば」です
筋通っていてかっこいい一言をビシっとビートに合わせてきめると
「くぅ~いまのくらったぁ。。」ってなるわけです
アンサーとは
ラップバトルにおいて非常に大事になるこのアンサーという要素
その名の通り、相手の言っていることにたいしてちゃんとアンサーできているかということですね。
ラップバトルはあくまでも即興でのスキルを競うもの。
ネタ仕込んでスキルを披露することもできなくはないですよね
ただ、アンサーを即興しっかり返しつつスキルを披露することができれば
「即興でスキルフルだ。」という証明になるんです。
相手の言っていることを無視して綺麗に韻踏んでも勝てないこともあるんです。
勝ち負けの決め方
バトルの判定は基本的には多数決です。人それぞれかっこいいと思う基準は違うので、結構判定が割れて延長になったりすることも多いです。これもまたラップバトルの勝敗をわかりづらくする要因ですよね^-^;
タイプ別MC集
韻が超かてぇ系MC R指定
語感踏み楽しい系MC 韻マン
レゲエフロウ系MC maka
仙人酔拳フロウ系MC 鎮座dopeness
クールコアパンチライン系MC 呂布カルマ
熱血アンサー系MC DOTAMA
ちなみに僕がいちばん好きなのは呂布カルマです。
最低限わかっておきたいラップバトル用語
ここからは実際に僕がラップバトルを見ていて最近よく使われているなと思うラップバトル用語を簡単に列挙していきます。意味が分からなければ辛いとおもうので。
ワック
最低なという意味。Wack。 例)ワックなMC
a.k.a.
別名 As known As, ~で知られている○○ 例)MCニガリ a.k.a. 赤い稲妻
ガンジャ
マリファナ。 他にも、葉っぱ、420、草、みどり、野菜、メリー・ジェーン、ウィード、などと表現される。
サイファー
路上で仲間たちと(練習のために)おこなう即興フリースタイルラップ
プロップス
評価 例)おまえはまだプロップスが足りない
ネタくせぇ
即興じゃないネタ(元々持ってたライン・考えて来たもの)を仕込んできている 例)おまえのラップ超ネタくせぇ
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