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【EDM】鬼才、Diplo(ディプロ)が魅せる音楽の多様性

ディプロというEDMプロデューサーの名をご存じの方は多いのではないでしょうか。しかし、数々の賞を受賞し、関わったプロジェクトを次々に成功に導くなど、彼の多方面における活動と、業績を知ると、一層驚く方も多いはず。ここでは、彼がかかわったプロジェクトやリリースしたアルバム、おすすめの曲などについて語ります。

Diplo(ディプロ)ってどんな人?

ディプロ(本名:トーマス・ウェズリー・ペンツ)は2000年代にデビューし、ダンスミュージックシーンに多大な影響をもたらしました。初期のころの代表作はM.I.Aとのコラボで知られる”Paper Planes”。ヒップホップの色合いが強い曲で、ビートに銃の発射音が使われていたりと、こだわりが見られます。この曲はいきなりグラミー賞のレコードオブザイヤーを勝ち取りました。その頃から、自身のレーベル、MAD DECENTを運営しながらプロデューサー業もこなしていたのだから、その活躍ぶりたるや、神の域ですね。現在は40代に突入し、キャリアも長くなっていますが、その躍進は留まることを知りません。
フォーブスのDJ長者番付ランキングの常連で、毎年10位以内にランクインしています。2018年は5位でした。その収入は何と年収2000万ドル。日本円にして約21億です。想像を絶する金額ですね。

関わった数々のプロジェクト

ここからは、ディプロが関わったプロジェクトについて語りましょう。
まず、2009年始動した、Major Lazer(メジャーレイザー)があります。初期のメンバーであるスウィッチは音楽性の違いから脱退してしまったので、現在はジリオネアとウォルシー・ファイアーとディプロの3人のユニットです。これまでに3枚のアルバムをリリースしています。レイザー大佐という架空のキャラクターをアイコンにしており、PVに登場させています。有名な曲はムーをフィーチャーしている、”Lean On”ですが、個人的におすすめなのはスキップ・マーリーをフィーチャーしている”Can’t Take It From Me”です。なんとこの彼、あの有名なレゲエの神様、ボブ・マーリーのお孫さんなんです! それだけあってオーラ満点ですね。

Major Lazer/Can’t Take It From Me (feat. Skip Marley)

その次に、大物プロデューサー、スクリレックスと2013年に結成した、Jack Üがあります。彼らはまず、カナダのシンガー、カイザをフィーチャーした”Take Ü There”をリリースしました。カイザのパワフルなボーカルと、サビ部分のダブステップ色が強いサウンドが絶妙にマッチしています。そして、もう一つ、代表的な曲といえば、あのジャスティン・ビーバーをフィーチャーした”Where are Ü now”でしょう。PVも、アート感満載でかっこいいですね。それにしてもジャスティン・ビーバーをフィーチャーした曲ってどれも大ヒットしますね。彼が歌えば間違いなくヒットする、みたいな方程式が出来上がっています。

Jack Ü/Where are Ü now ft. Justin Bieber

3番目に紹介するのは2018年に始動した、LSDです。LSDって名前がヤバい感じですがその名の通り、曲はどれもドラッグのように中毒性があっていい意味でヤバいです。これはDavid Guetta(デヴィッド・ゲッタ)とのコラボ曲、"Titanium"で一躍有名になった、天才ヒットメーカーのシーア、ファンキーでエッジの効いた美声の実力派シンガー、ラビリンスとの3人のコラボプロジェクトです。ディプロの斬新な音楽を追及するスタイルがここに来てさらに飛躍を遂げました。
LSDのアルバムは2018年にリリースされました。代表的な曲としては、Galaxy Note9 の CM に起用され、日本でもiTunesポップ・ソング・チャート1位を記録した「サンダークラウズ」。リル・ウェインのリミックスでも話題となった「ジーニアス」などが収録されており、多幸感たっぷりのサウンドがギュギュっとつまっています。

LSD/Thunderclouds

これだけは聴いて!ディプロのオススメアルバム3選!

EDMプロデューサーとして有名なディプロですが、歴代のアルバムを聴いてみると、EDMと一括りに出来ないほどの幅広い音楽性が感じられます。その様子はまさにエレクトロミュージック界のモーツァルト。ここではおすすめの三枚のアルバムとともに、曲もいくつか紹介します。
まずはファーストアルバムの"Florida"について紹介します。こちらのアルバムは、乾いたストリングス、ハモンドなどがプログレッシブ・ロックの要素を感じさせ、ヒップホップの要素のあるグルービーなビートと相まって独特の雰囲気を醸し出しています。

Diplo/Big Lost

次におすすめしたいのが、2012年にリリースされた、"Snake Oil"です。こちらはカントリー色が強いアルバムとなっています。フィーチャーしているアーティストも豪華なメンバーがそろっています。カントリーの新星、モーガン・ウォレン、ジョナスブラザーズ、ノア・サイラス、ムーなど今をときめくアーティストたちです。

Diplo/Lonely(with Jonas Brothers)

Diplo/Heartless(ft. Julia Michaels & Morgan Wallen)

そして最後におすすめしたいのが、"MMXX"。このアルバムは2020年9月にリリースされました。2020年と言えば世界中でコロナが蔓延しているころ。zoomのセッションなしに自宅で自粛中に作ったアルバムとのこと。皆が自分に期待している音楽とは全く違うかもしれないと本人は語っていますが、ディプロらしい、実験的に音楽を追及する姿勢が感じ取れます。アルバム全体的にBPM遅めの、アンビエントな作風になっています。

Diplo/XII(ft. Rhye)

まとめ

今回はディプロについて、彼の音楽的才能の底知れなさに焦点を当てて語ってみました。
今後の彼の活躍がますます楽しみになりますね。
今までディプロの曲をあまり聴いたことがなかったという方も、この記事を読んで少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

 

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