今回は2023年のうさぎの年に聞きたくなる"White Rabbit"は、アメリカのロックバンド、ジェファーソン・エアプレインが1967年に発表したアルバム『シュルレアリスティック・ピロー』に収録されました。
1865年に出版されたルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」と1871年の続編「Through the Looking-Glass」からイメージを引用しています。
今回はこのWhite Rabbitという曲のヒップホップクラブミュージックのいくつかのヴァージョンをご紹介したいと思います。
Darius Syrossian ダリウス・シロシアン- White Rabbit (Extended Club mix)
ダリウス版です。彼はDJ、プロデューサー、レーベルボス、ラジオ司会者。彼にとってはハウスとテクノが自身の全てであり、その他の流行には興味がないそうです。
レコードショップで14年間働き、膨大な知識は彼を世界的なトップへと押し上げました。また、大手レーベルからプロデュースやリリースも行っています。
ダリウスはDJとして世界中を回り、主要なクラブやフェスティバルをすべて制覇し、全大陸を回る大規模なツアーを行ってきました。また、ダリウスはRINSE FMで毎月ラジオ番組も続けており、毎月何十万人ものリスナーに音楽たトークを届けています。音楽が好きだからこのシーンにいるのであって、大事なのは音楽だけ…。前進で音楽を愛する男です。
Jefferson Airplane - White Rabbit -umami re -edit
ジェファーソン・エアプレイン版ですが、こちらのリミックスアレンジは Geenego (Frank) and Wespilo (Westy)によるもの。
ジェファーソンエアプレインはカリフォルニア州サンフランシスコを拠点とするアメリカのロックバンドです。サイケなロックの先駆者。
1965年に結成されたこのグループは、サンフランシスコ・サウンドを定義し、ベイエリアから初めて国際的な商業的成功を収めました。
ジェファーソン・エアプレインは2016年にグラミー生涯功労賞を授与もされました。
White Rabbit (Soundfactory Club Mix)
こちらのアレンジはLatin HeadhuntrzによるものでSoundfactory Club Mix版です。
ラテン色が強くなっていて、安定したクラブのビートがきいています。
作曲を加えたのはChaz Rodriguez チャズ・ロドリゲスと Eddie Acostaエディ・アコスタです。
かなりサイケになっていますね。
Jefferson Airplane vs STILL LIFE UNLIMITED - White Rabbit Club Remix
アレンジをほどこしたSTILL LIFE UNLIMITEDは、世界中のミュージシャンやアーティストの集合体といった存在です。 ダンスビートとロックギターを組み合わせ、エレクトロニック・ロック/エレクトロ・ロックを制作しています。
彼らはこの曲が大好きで、比類なきグレース・スリックのオリジナル完全隔離ボーカルを使った本物のクラブ・リミックスにふさわしいと思って作ったそうです。 1965年後半に書かれたこのAlice In Wonderlandをテーマにした曲の60年代後半のサイケデリックなスピリットをうまくファンタジー色も混ぜ合わせています。
Lilianna Wilde - White Rabbit (Jawster Remix)
最後はフランス在住のJawsterによるリミックスアレンジです。
女性ボーカルがきいていて、一番カラフルで自分的にはこのヴァージョンが一番好きです。
Jawsteはかなり職人的に音楽を色づけて作っていますので、こちらもお聞きいただけます。
いかがでしたでしょうか?同じ曲でもアレンジが違うとノリも雰囲気もかなり違ってきますね。
まるで別ものともいえるアレンジも存在しますので、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか?
これこそ2023年のウサギ年にぴったりで、ウサギと一緒に聴いてみると運気も上げてくれる気配がして参ります🐰
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