数多くの名曲を世に遺した伝説のラッパー2Pac(トゥ・パック)。東西ギャング抗争の末に若くして悲惨な死を迎えた後に未発表曲も次々にリリースされ、「ナバホ族に保護され彼はまだ生きている!」と生存説まで出た程の男です。
ラッパーだけに留まらず映画「Juice」や「ビート・オブ・ダンク(ABOVE THE RIM)」などの映画にも出演し好演。
特に「Juice」はヒップホップムービーを代表する素晴らしい映画です。2017年に公開された「All Eyez On Me」もとても良かったです。
今回はそんな伝説のラッパー、トゥ・パックの名曲を8曲厳選し紹介します。
これから洋楽ヒップホップデビューをお考えの方、トゥ・パックは絶対に避けては通れないラッパーですよ。
1「Holla At Me」
ラップ・アルバム初の2枚組アルバム「All Eyez On Me」Disc2の3曲目に収録。
イントロの女性ボーカルからのアップテンポで迫力のあるトラック。
トゥ・パックの激しく攻撃的なラップもめちゃくちゃカッコイイです。
ノリの良いヒップホップ、R&B寄りのヒップホップが好きな方にもおすすめです。
2「Can't C Me」
「All Eyez On Me」Disc2の1曲目に収録。
ウエッサイG-FUNK感出まくりの男感溢れるイカツイ1曲。
SNOOP DOGG(スヌープ・ドッグ)の名曲「What's My Name」と同ネタ使いでも有名です。
「What's My Name」が好きなら「Can't C Me」も間違いなく好きでしょう。
3「Hit' Em Up」
2枚組アルバム「Greatest Hits」のDisc1の1曲目に収録。
ヒップホップ史上最強最高最悪のディスソングと言われています。
東西抗争で敵対する東海岸のラッパー、アーティスト、レコードレーベルを滅多斬り。
英語の意味が分からなくても誰の事を言っているか名前が聴きとれてしまうぐらいです。
トゥ・パックの激怒感が聴いているこっちにもガンガン伝わってきます。
歌詞が気になる方はチェックしてみて下さい。
曲も攻撃的でカッコイイです。
4「Changes」
西海岸のヒップホップ「ウエッサイG-FUNK」感がそれほどなくピアノの音が特徴的で美しく爽やかなアップテンポな1曲です。
Bruce Hornsby(ブルース・ホーンズビー)の曲「The Way It Is」をサンプリングしています。
ピアノの音を使ったこの曲が好きっていう人も多いです。トゥ・パックの中でもかなり人気のある曲でしょう。
「Changes」は下記のMash upもおすすめです。
敵対する東海岸のラッパー、ノトーリアスB.I.G.追悼曲のトラック使用ですが。
5「Do For Love」
2枚組アルバム「R U Still Down?(Remember Me)」のDisc2の6曲目に収録されています。
イントロのベース音からスクラッチが入る感じ、Bobby Caldwellの「What You Won't Do for Love」をサンプリングしたトラックが激渋です。
R&B、ソウル寄りのヒップホップや落ち着いた感じの曲が好みの方には聴きやすい1曲ですね。
6「Pain」
映画「ビート・オブ・ダンク(ABOVE THE RIM)」のサントラレコードのSide Bに収録されています。
Earl Klughの「 Livin' Inside Your Love」をサンプリングした美しくメロウなトラック。
女性ボーカルも入っており、R&B好きにも聴きやすい1曲ですね。
トゥ・パックのラップのバース2は超だみ声になります。始めて聴いた時ビックリしました。是非聴いてみて下さいね。
7「Dear Mama」
「Greatest Hits」のDisc2の10曲目に収録。
トゥ・パックの代表曲でしょう。
母親に向けた超メロウでスローテンポなちょっと切ない哀愁漂うヒップホップです。
この曲は「Black Queen Mix」も超おすすめです。
オリジナルヴァージョンよりポップで軽やかな感じもまた良し。
8「Life Goes On」
「Greatest Hits」のDisc1の11曲目に収録。
紹介した「Dear Mama」と並ぶ超メロウヒップホップの名曲。
超メロウでスローテンポなのは「Dear Mama」と同じですが、「Life Goes On」の方がちょっと明るいイメージです。
明が「Life Goes On」で暗が「Dear Mama」みたいな感じですね。どちらも良い曲です。
あとは好みと曲を聴く時のその人のコンディション、気持ち次第ですね。
まとめ
伝説のラッパー2Pacの名曲を8曲紹介しました。
多数の名曲、人気曲がありますから8曲に絞るのも大変でした。
もちろん今回紹介した以外にも名曲はたくさんあります。
伝説のラッパーですから。
↓記事に登場したアルバムはコチラ↓
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