今回は洋楽ヒップホップ夏の超定番の名曲を5曲お届けします。
紹介する5曲は洋楽やヒップホップ初心者の方や興味があるけどまだ聴いた事がないという方に特におすすめです。
癖がなくとても聴きやすい夏の名曲ばかり。この5曲を聴いておけば間違いなしですよ。
Smooth/「It's Summertime」
1曲目はSmooth(スムース)の「It's Summertime」です。
アルバム「Smooth」に収録されています。
スムースはアメリカの女性ラッパーです。
ちなみに女性ラッパーはフィメールラッパーとも称されますので覚えていて下さいね。
タイトルから夏って感じがモロにしますよね。夏といえばこの曲と言っても過言ではありません。
スムースのラップとサビの「イッツ・サマ~タ~イム♪」のフレーズとメロディはもはや夏の定番、風物詩です。
ノリが良くて明るい曲調ですね。女性ラップとボーカルなのでR&Bのような感じもします。
女性の歌モノが好きな方にはこの夏の名曲は大いに気に入っていただける事でしょう。
Da Brat ft. Cherish/「In Love Wit Chu」
2曲目はDa Brat(ダ・ブラット)の「In Love Wit Chu」です。
アルバム「imelite, Luv & Niteclubz」に収録されています。
ダ・ブラットはアメリカの女性ラッパーです。
1曲目で紹介したスムースの「It's Summertime」が好きならこの「In Love Wit Chu」も絶対好きなはずです。
ダ・ブラットの女性ラップとR&BグループCherish(チェリッシュ)が歌うサビの軽快でノリの良いメロディ。
アメリカのジャズ・ミュージシャンBenny Golson(ベニー・ゴルソン)の「I'm Always Dancin' To The Music」をサンプリングしています。
夏っぽいパーティチューン感出まくりの名曲です。
PVを見ればさらに夏気分が増しますよ。
Naughty By Nature ft. Zhané/「Jamboree」
3曲目はNaughty By Nature(ノーティ・バイ・ネイチャー)の「Jamboree」です。
アルバム「Nineteen Naughty Nine: Nature's Fury」に収録されています。
ノーティ・バイ・ネイチャーはアメリカの3人組ヒップホップグループです。
男のアツいラップにR&BジュオZhané(ジャネイ)のボーカルがちょっと涼し気な歌声とメロディの相性がまた良いんですよね~。
この「Jamboree」は上記で紹介したDa Brat(ダ・ブラット)の「In Love Wit Chu」と同じくBenny Golson(ベニー・ゴルソン)の「I'm Always Dancin' To The Music」をサンプリングしています。
聴き比べてもらったら一目瞭然ですね。
曲調も似ているのがわかります。パーティーチューンの申し子ノーティ・バイ・ネイチャーが放った夏のノリノリ洋楽ヒップホップを是非ご堪能あれ。
Fat Joe/「Envy」
4曲目はFat Joe(ファット・ジョー)の「Envy」です。
アルバム「Jealous One’s Envy」に収録されています。
ちょっとややこしいですが、「Jealous Ones Still Envy (J.o.s.e.)」ってアルバムと「Jealous One’s Still Envy : J.O.S.E Vol. 2」ってアルバムもリリースされているのでお間違いのないように。
ファット・ジョーはラテン系アメリカ人ラッパーです。(黒人ではありません)
見た目超巨漢。この曲は今まで紹介した曲とは打って変わってスローテンポの超メロウチューンです。
曲調とPVが夏っぽいので夏のおすすめ曲として紹介させてもらいます。
元ネタ(サンプリング)はアメリカのR&B歌手、Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)の名曲「Sexual Healing」です。
トラックはそのまんまって感じですね。
ファット・ジョーのラップと女性ボーカルのフロウ(歌い回し)が良い感じに「Sexual Healing」を使っています。
ちなみにこの「Sexual Healing」は日本の「ECDのロンリーガール feat. K-DUB SHINE」でも使われていたので聴いた事があるって人もいるでしょう。
スローテンポで癒し系のトラックと女性コーラスにファット・ジョーの男臭いラップがとてもマッチしたとても夏らしい1曲です。
2Pac/「Baby Don't Cry (No Woman No Cry Remix)」
最後の5曲目は2Pac(トゥ・パック)の「Baby Don't Cry (No Woman No Cry Remix)」です。
トゥ・パックの名曲「Baby Don't Cry」のRemixヴァージョンですね。
トゥ・パックはアメリカの今は亡き伝説のソロラッパーです。
この曲、「No Woman No Cry Remix」にピンときませんか?
そう、夏といえばレゲエ!その神様Bob Marley(ボブ・マーリー)の名曲「No Woman No Cry」を使ったRemixヴァージョンなのです。
レゲエの神様ボブ・マーリーの名曲を使って夏っぽくない訳ないですよね。
トゥ・パックの力強いラップとボブ・マーリーの「No Woman No Cry~♪」の歌声が一気に夏気分へと誘います。
曲終盤の「Everything Gonna Be Alright」のチャントと最後の歓声を聴くと心も身体のアツくなりますね。
今は亡き伝説のラッパーとレゲエの神様とがコラボした夏の名曲をお聴き逃しのないように。
まとめ
R&Bっぽい女性ラッパーのノリの良い曲、定番のパーティーチューン、スローテンポでメロウな哀愁漂う曲、伝説のコラボ曲など。
今回紹介した夏の名曲5曲は洋楽初心者の方やヒップホップ初心者の方にも聴きやすい曲ばかりです。
是非、今年の夏から洋楽デビュー・ヒップホップデビューしちゃって下さい。
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