夏に聴きたいおすすめ洋楽ヒップホップ・R&Bのご紹介です。季節が変わり夏服を準備するのと同じように音楽の方も忘れずに夏を迎える準備をしましょう。
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Summertime /DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince
1曲目はDJ Jazzy Jeff & The Fresh Princeの「Summertime」です。
DJジャジー・ジェフ & ザ・フレッシュ・プリンスはその名の通りDJ Jazzy JeffとFresh Princeによるタッグです。DJ Jazzy Jeffはスクラッチのプロで86年にDJバトルでも優勝しています。12歳でDJを始めたとか。そしてFresh Princeです。誰?って思った方は多いと思いますがFresh Princeとはウィル・スミスの事です。ウィル・スミスは俳優ってイメージが強いですが、ラッパーでもあるんですね。「Summertime」はそんな彼らの代表曲と言っても過言ではない名盤です。「Summertime」はタイトル通り、ヒップホップ夏のド定番曲です。元ネタ(サンプリング)はKool & The Gang「Summer Madness」ですね。こちらもまた夏の名曲です。「Summer Madness」をサンプリングしたトラックが夏っぽさを感じさせてくれて、女性ボーカル、そしてウィル・スミスのラップが何とも心地良いメロウでポップな夏の1曲です。
Summer Bunnies/R.KELLY
2曲目はR.KELLYの「Summer Bunnies」です。アール・ケリーは1967年生まれ、アメリカシカゴ出身のR&Bシンガーソングライターです。初めてこの「Summer Bunnies」を聴いた時はヒップホップの人だと思いました。この「Summer Bunnies」は90年代を代表する夏の名盤と言われています。まず最初にこの曲はLPヴァージョンではなくシングルレコード収録の「Contest Extended Remix」でお願いします。こっちの方が断然「夏」って感じがしますからね。元ネタ(サンプリング)はアメリカのヴォーカルグループSPINNERSの「It's A Shame」って曲ですね。このサンプリングしたトラックが良いんです。「サマ~タイム、サマ~タイム」というR&BシンガーのAALIYAH(アリーヤ)のバックコーラスも夏っぽさを感じさせてくれて最高です。
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No Woman, No Cry/FUGEES
3曲目はFUGEESの「No Woman, No Cry」です。フージーズはワイクリフ、プラーズ、そして紅一点ローリン・ヒルの3人組です。ローリン・ヒルは映画「天使にラブソングを2」にも出ていましたね。ソロアーティストとしても有名です。この「No Woman, No Cry」という曲のタイトル。聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。そう、あのレゲエの神様BOB MARLEYの名曲のカバーなのです。BOB MARLEYのオリジナルの良いですが、FUGEESの方も負けないくらい素晴らしい夏ソングです。FUGEESの「No Woman, No Cry」は夏になるとレコード屋の店頭によく並んでいました。(それで夏を感じる、みたいな。)シングルレコードにはLPヴァージョン(CDに収録されているヴァージョン)とRemixヴァージョンが収録されています。CDアルバムでは前の曲と繋がっていて「No Woman, No Cry」だけ録音するのが難しいです。1曲丸々聴きたい方にシングルレコードはおすすめです。LPヴァージョンはギターを弾きながら高らかに歌う感じがアコースティックで良いです。そしてRemixヴァージョン!!こちらがまた良いんです。BOB MARLEYの息子STEVE MARLEYを迎えたレゲエ感出まくりの1曲。CDでしか聴いた事がない人にはRemixヴァージョンも是非聴いて欲しいですね~。Remixヴァージョンはシングルレコードにしか収録されていないかもしれなので、気になる方はYouTubeでPVをチェックしてみて下さい。「Fugees - No Woman, No Cry (Official Video) ft. Stephen Marley」の方です。
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Holiday Rap/M.C. MIKER G & DJ SVEN
4曲目はM.C. MIKER G & DJ SVENの「Holiday Rap」です。/M.C. MIKER G & DJ SVENは白人の二人組です。この曲のサンプリング・元ネタはマドンナの名曲「Holiday」です。「ホ~リデ~イ、セ~レブレイ~」のアレです。イントロもトラックもそのまんま使っていますね。「Holiday」のRapヴァージョンと言ったところでしょうか。タイトルもそのまんま!!曲調はこれでもかってぐらい超ノリノリ系パーティーチューンで「サマーホリディ」ってラップしているのもハッキリ聴きとれるし夏を感じられる曲です。渋くて暗くて怖くてイカツイ系のヒップホップはちょっと…って方にオススメの曲です。
Sweetness Of Your Love/L.U.S.T.
5曲目はL.U.S.T.の「Sweetness Of Your Love」です。ラストはジャマイカの4人組ユニットで4人ともジャマイカを代表する実力派シンガーです。この曲はイギリスのロックバンドThe Policeの名曲「Every Breath You Take」をサンプリングしています。あの特徴的なベースラインをそのまま使っていますね。余談ですが、同ネタ使いのヒップホップの名曲、Puff Daddy feat. Faith Evans & 112の「I’ll Be Missing You」も有名です。「I’ll Being Missing You」が好きな人は「Sweetness Of Your Love」も好きでしょう。シンガー4人組なのでとてもメロディアスな曲です。R&B好きな人が聴いても良いと思える1曲ではないでしょうか。レゲエとR&Bのいいとこ取りですね。
夏に聴きたいおすすめ洋楽ヒップホップ・R&B5選
5曲とも夏っぽい事はもちろん、普段洋楽をあまり聴かないという方でも聴きやすい曲ばかりです。新たな洋楽夏の1曲をお探しの方は是非聴いてみて下さいね。
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