今回はピアノの音が入っている洋楽ヒップホップを5曲紹介したいと思います。
JAZZY HIPHOP(ジャジーヒップホップ)ってやつですね。
どの曲も美しいトラックと渋めのラップでとても聴きやすい曲ばかりです。
これから洋楽ヒップホップを聴こうか、なんて考え中の方。
是非参考にしていただければと思います。
COMMON/「G.O.D. (Gaining One's Definition)」
1曲目はCOMMON(コモン)の「G.O.D. (Gaining One's Definition)」です。
アルバム「One Day It'll All Make Sense」の7曲目に収録されています。
COMMONはシカゴ出身のラッパーです。
最初はCOMMON SENSE(コモン・センス)と名乗っていました。
ピアノの音が入ったスローテンポな超メロウヒップホップ。Cee Lo Greenのコーラスもまた渋い。
このアルバムはこんな感じの曲が多数収録されていてとても良いアルバムですよ。
「G.O.D. (Gaining One's Definition)」と一緒に是非チェックしてみて下さい。
JERU THE DAMAJA/「Me Or The Papes」
2曲目はJERU THE DAMAJA(ジェルー・ザ・ダマジャ)の「Me Or The Papes」です。
アルバム「Wrath Of The Math」の11曲目に収録されています。
ピアノの音を使ったジャジーでスローテンポなトラック。
ラップとラップの間に入ってくるスクラッチも激渋です。
2枚目のこのアルバムと1枚目のアルバム「The Sun Rises in the East」はヒップホップ界を代表する名プロデューサーDJ PREMIER(プレミア)によるものです。
KERO ONE/「In All The Wrong Places」
3曲目はKERO ONE(ケロ・ワン)の「In All The Wrong Places」です。
アルバム「Windmills of the Soul」の8曲目に収録されています。
KERO ONEはアメリカ西海岸のコリアン・アメリカンラッパーです。
KERO ONEの曲の特徴は何と言ってもジャジーでソウルフル。
この「In All The Wrong Places」もイントロからピアノの音全開。
アコースティックギターやトランペットなどの音も使われていてとても聴きやすい1曲です。
聴くと心が落ち着く、そんな印象を受ける曲です。
1曲が8分近くあって途中曲調が変わってまた元に戻っていく感じも面白いです。
FUNKY DL/「Don't Even Try It」
4曲目はFUNKY DL(ファンキー・ディー・エル)の「Don't Even Try It」です。
アルバムだと今は亡き日本を代表するトラックメイカーNujabes(ヌジャベス)のコンピレーションアルバム「Free Soul Nujabes - First Collection」の12曲目に収録。
もしくはこちらもJAZZY HIPHOPコンピレーションアルバム「MELLOW BEATS, RHYMES & VISIONS」の4曲目に収録されています。
FUNKY DLはロンドン出身のラッパーです。
Nujabesプロデュースのこの曲は超アップテンポでピアノの音が弾んでとても軽快。
スローテンポよりアップテンポ派!!なんて人にはおすすめの1曲です。
曲中盤のスクラッチも超カッコイイです。
ちなみにこの曲、シングルレコード収録のRemixヴァージョンもまた違った感じでカッコイイのでそちらも是非。
Supersci/「Ain’t No End」
最後の曲はSupersci(スーパーサイ)の「Ain’t No End」です。
アルバム「Pinetrees On The Pavement」の5曲目に収録されています。
そしてもう一つ、画像のJAZZY HIPHOPコンピレーションアルバム「MELLOW BEATS, RHYMES & VIBES」の18曲目にも収録されています。
「MELLOW BEATS, RHYMES & VIBES」の方が手に入れやすいかもしれません。
レンタルとかでもありそうです。Supersciは北欧スウェーデンのヒップホップグループです。
ピアノループがたまらない1曲。ラップと時折入る女性ボーカルも渋くてカッコイイです。まさに極上の洋楽JAZZY HIPHOP。
まとめ
ピアノの音が入っている洋楽ヒップホップ、スローテンポな曲もアップテンポな曲もピアノの音が入ったJAZZY HIPHOPなら普段洋楽のヒップホップを聴かない人でも聴きやいと思います。
またヒップホップ・ラップと言えばアメリカってイメージがあるかと思いますが、今回紹介した美しくメロディアスなJAZZY HIPHOPアーティスト、ラッパー達はアメリカ、コリアン・アメリカン、イングランド、スウェーデンと非常に多国籍となりましたが、いかがでしたでしょうか。
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