EDMというジャンルは日本でもすっかり定着し、Avicii、David Guettaといったアーティストはクラブミュージックの世界を変えたと言っても過言ではないと思います。しかし、EDMを広めたのは彼等でも、EDMの前にはエレクトロニカやHIP-HOPなどルーツとなる音楽スタイルもあったので、今回はEDMがより楽しく聴こえるエレクトロニカ・HIP-HOP系の名曲を10曲紹介していきます。
音楽の世界はとても幅広いので、EDMという枠組みで縛るのは自由を奪ってしまいますよね。では、始めていきます。
Clark - Peak Magnetic
クラークはイギリスのアーティスト・DJ・作曲家で、テクノやエレクトロニカ系の曲で評判が高いです。もちろんEDM寄りの曲も多数あり、激しい曲と静かな曲の対比もありますが狂気染みたところが個人的にはお気に入りです。
Justice - D.A.N.C.E.
フランスのエレクトロアーティストというと大本命は活動停止したDaft Punkですが、Justiceも忘れてはいけません。こちらも同じく二人組で、Daft Punkを若々しくして激しいエナジーが溢れています。
DJ Shadow - Rocket Fuel feat. De La Soul
EDMの世界で"DJ”とは"DJ SNAKE”なのは誰でも知っていますが、EDMが流行る前に圧倒的な支持を得ていたのがDJ Shadowです。そしてDe La SoulというHIP HOPの伝説的グループを招いたこの曲を無視する事はできません。
Flying Lotus - Never Catch Me ft. Kendrick Lamar
米ロサンゼルスのDJ・音楽プロデューサーのFlying Lotusと近年のHIP HOP界を牽引してきて日本でも人気が高いKendrick Lamarが合体した曲です。HIP HOPなのですが、ジャズやゴスペルを感じさせ神秘的なところはエレクトロニカで暖かみも醸し出し、名曲中の名曲になっています。
Four Tet - Baby
Four Tetはイギリスのアーティストであるキーラン・ヘブデンによるプロジェクトです。当初はロックバンドだったのですが、そんな面影はすっかりなくなり反復リズムが気持ち良い楽曲に仕上がっています。
Holy Fuck - ""Tom Tom""
カナダ出身のエレクトロニカバンドですが、彼等もジャンル分けが非常に難しいです。この曲はややヘビーなグルーヴを終始展開しますが、他の曲などは典型的な高揚感あるEDMになっています。だから今の時代はジャンルを設けるのは無意味と教えてくれる気がします。
Jon Hopkins - Emerald Rush
エレクトロニカアーティストでアンビエント寄りの楽曲で有名なJon Hopkinsです。この人についてはあれこれと意見を述べないで、取りあえず黙って曲を受け入れて聴いて体感するのみです。日本では知る人ぞ知るといった感じですが、名曲が多いですね。
KRAFTWERK – THE ROBOTS (EDIT)
エレクトロニカやテクノ界の巨匠でEDMにも最も影響を与えたKRAFTWERKからキャッチーな一曲です。この一音一音がクッキリ聴こえるのはちょっと脅威であり不気味すぎます。エレクトロニカやEDMは全体を通した心地良さや気持ち良さを大事にするジャンルですが、退屈に聴こえかねない単調さを追求し続けたのは異常です。
LSD - Genius ft. Sia, Diplo, Labrinth
オーストラリアが誇る歌姫・siaらによる現代のスーパーグループが「LSD」です。当初は大変注目を集めたのですが、その割にはあまりパッとしませんでした。でも、曲は本当に素晴らしいです。極上のパーティーミュージックで、EDM好きならこの高揚感を絶対に気に入るでしょう。
Moby - Porcelain
Mobyは大変才能豊かで、ほんの少しタイミングが狂わなければAviciiやDavid Guettaのポジションには彼が居たと思います。それぐらい良曲が多く、どれを聴いても高揚感を得られます。Eminemに嫌われたりと可哀想なところも多く、そんな所も含めて個人的には気に入っています。
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