美しいものやオシャレなものに触れていると、意識が高まって色々な事に急にやる気が出たり作業効率を高めてくれたりもしますよね。
今日は、何か作業するときなど、集中するときに聴きたい超リラックスできるエレクトロニカの解説とおすすめ曲をご紹介します!
超リラックスできる音楽「エレクトロニカ」おすすめ10選!
エレクトロニカとは?
エレクトロニカの定義はあいまいなのが正直なところで、広義には、クラブミュージックなどを含む打ち込みを部分的にでも使った音楽全般のことをいいます。2000年以降コンピューターの発展により、エレクトロニカは様々なジャンルの音楽と融合し、生楽器系、電子音系、ヒップホップ系、ダンスミュージック系など多様な発展を見せました。今日はその中でも最も癒し効果の高い生楽器系のエレクトロニカのおすすめを持ってきました!
エレクトロニカは数ある音楽のジャンルの中でも特に美しく、無機質でありながら多彩な音色で耳を楽しませてくれる音楽です。
どちらかというとマイナーなジャンルなので、昔は専門店に行ったりしなければなかなか聴く機会もありませんでしたが、最近はネットが発達した事でYouTubeやSpotifyなど色々な場所で気軽にエレクトロニカを聴くことができるようになりました。洗練された音色で毎日を彩りたいあなたにおすすめのエレクトロニカ曲10選を堪能せよ。
エレクトロニカおすすめ10選
Laurel Halo - Quietude
『Raw Silk Uncut Wood』の収録曲。正直どの曲をご紹介するか本当に迷いました。そのくらい『Raw Silk Uncut Wood』というアルバムは完成されていて、アート作品のように全ての曲がそれぞれの音色で別々の輝きを放っています。ジャズ的なアプローチもありますし、エクスペリメンタルやミニマル・テクノなどが好きな方にもおすすめのエレクトロニカ曲です。
mum - Toothwheels
2013年リリースの『Smilewound』の収録曲です。Bjork、Sigur rosなどと同じアイスランド出身のアーティストです。実験的な音作りが特徴的ですが、この曲はアコースティック・エレクトロニカな雰囲気が強く、囁くように歌われる女性ボーカルと優しいリズムが心地よい空気を創り出してくれます。
Fennesz - Agora
Christian FenneszことFenneszの2019年リリースの『Agora』の中から、アルバムタイトルにもなっているAgora。温かみのあるシンセのドローンが宇宙を漂うような不思議な感覚を与えてくれます。エレクトロニカのありきたりなリズムに飽きた方にはおすすめの、アンビエント寄りのドローンサウンド。美しいです。
Bibio - rotten rudd
フォークトロニカ寄りの生音多めなブレイクビーツサウンド。ポップな印象ですがどこかノスタルジックな雰囲気もあり、時間を選ばずいつでも聴きやすい一曲です。この曲が収録されている『The Apple and the Tooth』はリミックス曲も多めで、バリエーションに富んだ音色を楽しむ事ができます。
The Chemical Brothers - Dve Of Destruction
世界的に有名なケミカル・ブラザーズの2019年のニューアルバム『No Geography』の1曲目を飾る名曲。ハウス、テクノ、ブレイクビーツなど色々なジャンルをミックスしてできたケミカル・ブラザーズオリジナルのエレクトロニカという印象で、懐かしさも感じられるけれど非常に新しい不思議な音世界になっています。
Tim Hecker - Music of the Air
https://www.youtube.com/watch?v=gRHNY5U0S1A
アーティスティックなエレクトロニカを紹介する上で外せないのがTim Hecker。『Music of the Air』は『Love Streams』というアルバムの中の1曲で、重厚なシンセの波と女性のウィスパーボイスが印象的なアンビエント・ドローンなエレクトロニカです。実験的な音ではありますが、どこかクラシカルな雰囲気も感じられる非常に美しい一曲です。
Prins Thomas - Ambitions
『AMBITIONS』の中の一曲でアルバムタイトルにもなっている名曲です。柔らかいリズムから始まって徐々に増えていく不可思議なシンセ音の群が、アルバムのジャケットのような抽象的なアート空間を創り出しています。フューチャーハウスやボサノヴァなどが好きな方にもおすすめです。
Lee Gamble - In The Wreck Room
2019年のニューアルバム『In A Paraventral Scale』の中の一曲。高速のリズムから生み出されるビートと浮遊するシンセのドローンが合わさって、万華鏡のような幻惑的な世界観を創り出しています。サウンドデザイナー・DJ・コンポーザーなど色々な顔を持つ鬼才ならでは上質なエレクトロニカです。
HAELOS - Boy / Girl
アーティスティックなビートで有名なロンドン出身のHAELOS。Boy/ Girlは2019年発売のニューアルバム『Any Random Kindness』の中の一曲です。エレクトロニカ初心者でも聴きやすいスタイリッシュサウンド。気怠く歌われるボーカルとゆったりと鳴る低音が、ダークアンビエントのような幽玄さのある美しい音世界を創り出しています。
Alva Noto + Ryuichi Sakamoto - Aurora
2005年発表と少し古くなってしまいますが、最後は我らが坂本龍一氏とドイツのAlva NotoことCarsten Nicolai氏のコラボエレクトロニカ作品。二人のそれぞれの良さが絶妙なバランスで融合、調和していて美しさとはこういうものかと改めて感じられるミニマルなアンビエントサウンドになっています。
まとめ
以上、意識を高めてくれる美しすぎるエレクトロニカ おすすめ10曲ご紹介しました。
電子音楽は初心者が聴きにくいものも多いですが、エレクトロニカなら比較的聴きやすく、美しい音色は毎日に刺激を与えてくれたりもします。
上記にあげた以外にも美しいエレクトロニカはたくさんあるので、是非自分好みの一曲を見つけて毎日を彩ってみてください。
おまけ
2000年代に入って急速に発展したエレクトロニカの立役者は実はRadiohead!
彼らがエレクトロニカを初めて取り入れたアルバム「Kid A」に収録されていうる Everything in Its Right Place も、おっ届け
ライブではラストのシメ曲的存在!音楽はディグれば尚おもしろい!
https://www.youtube.com/watch?v=GnfPaaMR6Qc