■EDMとクラブ音楽
EDMとはエレクトロニック・ダンス・ミュージックの略です。クラブミュージックとはクラブなど踊りやすい振動の強いリズムのある音楽のことです。この系統の音楽はナイトクラブやお祭りごとなどのイベントでとても重宝されます。特にダンスクラブのディスクジョッキー(DJ)は途切れのないスムーズな音つなぎの技術や録音技術などを駆使して音楽を混ぜたてみたりもします。ヨーロッパではEDMは単にダンスミュージックなどと呼ばれたりもします。ダンスミュージックはヨーロッパでは特に90年代以降広く流行され、アメリカや世界でも、もちろん広がりを見せています。ただアメリカなどいくつかの国々ではなぜか薬物文化と合わさることもあったりと問題になることもあります。クラブという場所が音楽の勢いを借りてストレスなどを発散させてくれる場所。そこから間違った娯楽への考え方が生み出されてしまったというのが経緯のようです。しかし音楽シーンでは音楽そのものが評価されており、これからも人気音楽ジャンルの一つとして不動の地位を獲得しています。
■数ある音楽ジャンルの中から
EDMだけではなく、ヒップホップ、R&B、ハウス、ラウンジ、エレクトロニカ、アンビエント、ドラムンベースなどもクラブでは人気の音楽です。まだ馴染みがあまりないという人たちでも質の高い曲と出会うことでその素晴らしさを感じることができるようになります。新しい年を開始するにあたって聴いて勢いをつけたい方々のために、
クラブ音楽でよく耳にする音楽をご紹介します。
■おすすめクラブ音楽5選
Zeds Dead & DNMO - We Could Be Kings (feat. TZAR)
ゼッズデッドはカナダのトロントのミュージシャンで、DNMOは現時点で10代のイギリスのミュージシャンです。彼らのグループ名はクエンティン・タランティーノの映画パルプフィクションの中から付けられたようです。We Could Be Kings(王様になれた)はメロディからなのか、ソフトな印象を受ける人もいるようですが、ヘビーメタルエレクトロニック調という音楽として定義づけられています。質の高さと突き詰めた様なボーカルとプロダクションで魅せています。
Younotus, Graham Candy & GWYLO - Who We Are
https://www.youtube.com/watch?v=BMBAQ1Aluts
Younotus(ユノトゥス)は2015年から活躍しているニュージーランド出身のポップダンス音楽プロデューサーです。そしてGraham Candy(グレイアム・キャンディ)はニュージーランドのオークランドのシンガーソングライターです。まだ新しい彼らの曲ですが、不思議な独特の文化を持っているようで、Who We Are(私たちは誰)は心臓の鼓動の様なリズムとそして意味深な曲の歌詞が聞き手に何か問いかけているような感覚を味合わせてくれます。
Against The Current、Legends Never Die
https://www.youtube.com/watch?v=zM-KNPtqiVk
Against The Current(アゲインスト・ザ・カレント)はアメリカのニューヨークのバンドの曲です。こちらのLegends Never Die (伝説は死なない)という曲はライアットゲームズという会社が開発したマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)ゲーム曲のEDMアレンジバージョンです。壮大な曲調を持つオリジナル曲にビートを加えて遊び心が感じられます。
NYUSHA - GDE TY TAM YA
NYUSHAニューサ、本名はAnna Vladimirovna (アナ・ウラジミロフナ)はロシアのモスクワのアーティストです。2007年から現在も活躍しています。GDE TY TAM YA は、あなたはどこにいるの?わたしはそこにいたのに、といったような意味です。両親が共に音楽活動を行っていたこともあり、ナチュラルに紡ぎ出されたビートはとても心地が良いです。
Don Diablo - On My Mind
Don Diablo(ドン・ディアブロ)はオランダのクーバーデン出身のDJです。東京でイベントを行ったこともあり、新日家です。On My Mind(自分の心を占めているもの)といった意味の曲は再生回数もとうとう5000万回を超えました。彼のミュージックビデオは印象深くEDMの極みです。